2018G3
G1では足りないがG3なら勝ち負け、という馬けっこういますよね。 そういった意味で、典型的とも言えるのがダイワメジャー産駒のミスパンテール。 外国人騎手を乗せない流儀なのかわかりませんが、とにかくベテラン起用が多い厩舎。 主戦は横山典弘騎手。脚質…
2019年の宝塚記念勝ち馬・リスグラシュー。 牡馬相手でもやれる手ごたえを感じたのは1年前のこのレースではないでしょうか。 2018年の東京新聞杯です。 古馬になってからはややマイラーというイメージを陣営も持っていた馬ということもあり、マイル路線中心…
ダノンマジェスティ、グローリーヴェイズといった素質馬が集まったのが2018年のきさらぎ賞。 この記事を書いているのは2019年7月13日、ということもあり、今は長期休養中となっているのがゼンノロブロイ産駒のサトノフェイバー。 里見オーナーは毎年1,2頭を…
父キングカメハメハ・母エアメサイア。 この血統ならアンカツかユタカに乗ってもらいたい、と思いますが、アンカツは太りすぎ?、ユタカはなぜか載せてもらえないということもあり、デムーロ騎手が主戦みたくなっているのがエアウィンザー。 全兄のエアスピ…
父ゼンノロブロイといえば、美浦・藤沢厩舎のシンボリクリスエスの後継として活躍した1頭。 サンテミリオンのアパパネとの同着オークスの印象も強く牡馬の大物、となるとピンと来ないですが、ここにきてダートでまずまずの強さを誇る馬が出ました。 栗東・野…
人気馬不振が続いていた小倉記念でしたが、今年になってついに1番人気の連敗がストップ。 止めたのは武豊騎手騎乗のタートルボウル産駒・トリオンフ。 貴重なタートルボウル産駒の重賞勝ち馬だけに、セン馬なのは残念ですが、このレース、1番人気の勝利はな…
父ゴールドアリュールといえばダービーにも出走していましたが、本質はダートということで、産駒もその色が濃い印象です。 父と違って溜めて伸びるのが母ブライトサファイヤから生まれたサンライズノヴァ。 戸崎騎手との相性がいいのか、成長期なのかはわか…
順調に勝ち星量産中の妹弟子・藤田菜七子。 それに負けてはならないのは、野中騎手もですが、やはり長男・丸山元気騎手。 そういう意味で、ローカルとはいえほっとしたのではないかと思えるのがステイゴールド産駒で成長も期待されるスティッフェリオとのコン…
逃げ・先行でダート短距離でのし上がってきたのが栗東・村山厩舎のコパノキッキング。 出遅れたら終わり、という敗退もこれまでありましたが、ここにきて末脚爆発という競馬で新境地を見せています。 中山での重賞参戦となり、追い込みでどこまで届くか、と…
3歳世代の勢いは秋以降も止まらないのはアーモンドアイに限った話ではありません。 NHKマイルカップ2着馬のギベオンが、短期免許来日中の常連・クリスチャン・デムーロ騎手で見事初の古馬対戦を白星で飾りました。 道中は8番手を追走。 人気薄の12番人気ショ…
札幌2歳S勝ち馬となると、例年その後は人気になるケースが多いんですが、この馬はそういった意味でも異色といえます。 父ハービンジャー・母ニシノヒナギクから生まれたニシノデイジーは、唯一の重賞勝ち馬にもかかわらず8番人気での出走。 父ハービンジャー…
父ハービンジャーといえば、牡馬ならペルシアンナイト、牝馬ならモズカッチャン、そしてディアドラです。 ディープインパクト産駒はクラシックでは目立ちますが、その後尻すぼみが多い中、ハービンジャーはしぶとく成長を続ける印象もあります。 そんなディ…
気温35度の猛暑の中行われたのが2018年のアイビスサマーダッシュ。 台風12号の影響もあり、熱風が吹き付ける中、千直大好き娘が快走を見せました。 栗東・森田直行厩舎のダイメイプリンセスが、父キングヘイローの影響かローカルで輝きを放ちました。 2着…
栗東・中内田厩舎といえば、古くは?グレイトパールのイメージがありましたが、最近はゴドルフィンというより、ノーザンファーム生産馬での活躍が目立ちます。 特に2歳馬の活躍が目立っており、今年もそれが出た形。 父ロードカナロア・母インダクティのケイ…
高松宮記念3着の実績は、本賞金を考えるとあまり価値はありません。 競馬は勝ってこそ、とはいいますが、重賞なら2着以内、ではじめて意味をなすもの。 そういう意味では、ようやく重賞勝利でG1でもストレスなく参戦可能となりそうなのが、ダイワメジャー…
G1ではワンパンチ、ツーパンチ足りない印象があったロジクライ。 まさか2年9ヶ月も勝利から見放されるとは思っていませんでしたが、善戦マンというイメージがついてました。 父ハーツクライの5歳ということで、充実の秋、ということかもしれません。 今年は…
2018年のルメール騎手はもはや「神ってる」としかいえません。 武豊騎手が樹立した年間212勝更新すら狙えるポジションにつけています。 短期免許でモレイラ騎手、ムーア騎手など一流が来日するのが当たり前、かつ同じ時期にJRA騎手免許取得のミルコ・デム…
父ディープインパクト・母タピッツフライから生まれた美浦・藤沢厩舎の管理馬・グランアレグリア。 1戦1勝馬には不当?とも思える単勝1.3倍のオッズでいきなりの重賞・サウジアラビアRCに参戦。 厩舎の主戦・ルメール騎手が騎乗し、終わってみたら2着ドゴー…
秋の天皇賞に向かうわけではなく、菊花賞に向かう馬は基本的に新潟記念は使わないイメージがあります。 8月後半とはいえ残暑はかなり厳しい、かつ、左回りを経験させたところで、本番は右回り。 セントライト記念、神戸新聞杯、から始動するのかと思われたの…
父ロードカナロアに母の父ディープインパクト。 それがなぜか短距離馬に出てくるのだから血統は不思議です。 勝負服はレッツゴードンキと同じということで、ストレイトガールはじめ、距離が持たない馬主?さんなのでしょうか。 とはいえ、昨年のアサクサゲン…
後方を進んだ6番人気のニシノデイジー。 父ハービンジャー・母ニシノヒナギク、美浦・高木登厩舎の管理馬です。 マクり気味に進出して押し切りをはかった道営のナイママをさらにその後ろから猛追して叩き合いを制しての勝利。 1番人気はキャロット馬のクラー…
丸田騎手といえば万馬券男。 とはいえ、重賞でやらかすとはさすがに思う競馬ファンも少なかったのか、福島ローカル、ハンデ戦と、いかにも穴の匂いがただようレースだったにもかかわらず、単勝万馬券。 父タニノギムレット・母アゲヒバリという血統からは、…
ゴールデンバローズなど、ドバイのダートを使ったあと、素質開花ならずしぼんでしまうケースがけっこうあるイメージがあります。 そういった意味で、血統が○外なら、そういう問題は起きないのか、と思えたのが今年のプロキオンSのマテラスカイ。 ドバイを使…
姉にフランケル産駒のオークス馬・ソウルスターリングがいる母スタセリタの産駒で、まあこの配合になるよね、と思えるディープインパクトをかけて誕生したのがシェーングランツ。 何で嫌われたのかはわかりませんが、まさかの6番人気という伏兵での出走とな…
マイル路線に新星誕生ということで、美浦・国枝厩舎とルメール騎手とのコンビといえば、やはり桜花賞・オークス2冠のアーモンドアイが2018年は浮かぶわけですが、さらに古馬路線でもこのコンビが見られることになりました。 父ディープインパクト、母メリッ…
あと一歩で大一番を逃してきた春とは一味違う。 そんな競馬を見せたのが美浦・萩原厩舎所属の父ハービンジャー、母クロノロジストから生まれたノームコア。 直線で力強く抜け出して3馬身差圧勝。 いつもは2番手あたりから競馬する馬だったはずが、休養を経…
ここ3年連続で万馬券となっていた、荒れる函館記念。 2018年も波乱となり、勝利したのは5番人気のエアアンセム。 父シンボリクリスエス、母エアマグダラの産駒で、中位のインで脚をためながら、3コーナーからはじょじょに外へ。 直線でしっかりと脚を使い…
菱田騎手にとっても記念すべきJRA重賞初勝利となった2018年の北九州記念。 勝ったのは6歳のディープインパクト産駒・アレスバローズ。 6番人気と低評価だったものの、前走のCBC賞に続く重賞連勝となり、セントウルSの結果を待たずしてサマースプリントチャ…
今年の3月のマーチSでも1番人気に支持されるなど、能力の高さはファンも認めていたトーセンブライト産駒のハイランドピーク。 島川オーナーは最近は冠を外すケースも多く、自家生産馬ですが、トーセンの冠はついていません。 マーチSはまさかの9着大敗も…
1996年のエイシンガイモン以来22年ぶりの3歳馬の勝利。 3歳牝馬としては1987年のクールハート以来31年ぶりとなる勝利と記録づくめとなった2018年の関屋記念の勝ち馬は、春のクラシック戦線でも人気していたディープインパクト産駒・プリモシーン。 重賞では…